●屋良座森グスク
【やらざもりぐすく】/那覇市
屋良座森グスクは、琉球国の国際 港那覇港入口を守る南側の砲台であった。
その北側の砲台は三重グスクといい、現在もその痕跡を残している。
南側のこの砲台は、長方形で、石垣の壁は厚く、四方の壁にはそれぞ
れ二か所ずつ城壁へあがる石段があり、東南の壁には幾つかの狭間(矢窓)があった。
内部は平坦で、美しい芝が敷き詰められていた
屋良座森グスクは、戦後、那覇軍港拡張のため、米軍によって破壊されて、
現在は残存しない。しかし、屋良座森グスクを含む那覇港の絵図や
記録・碑文が残っていて往時を偲ぶことができる。
現在はアスファルトやコンクリートで
埋め立てられている
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グスク一覧表
2002
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